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ズバブーンは車が高く売れる?評判・口コミや他の一括査定との違いからメリット・デメリットを徹底追及!
「ズバブーン!ズバブーン!」と連呼する、印象的なラジオCMが、都市部を中心に頻繁に流されているため、名前だけはご存知の方もいるかもしれません。
ただ、そのCMだけではズバブーンがどんな一括査定であり、安心して利用できるのかや、他のサービスとどう違うのかなんて、何1つわかりません。
そこで今回は、知名度に比べて情報の乏しい、ズバブーンの評判・口コミを徹底的に調査したうえで、特徴を良く示しているものを、善悪織り交ぜ数件づつピックアップ。
その後、実際に利用して感じた長所・短所を、他の一括査定と比較対照しつつ、あぶりだしてみたいと思います。
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ズバブーンのラジオCMには偽りなし!高く車が売れたという良い評判・口コミ
まずは、ズバブーンがCMで主張する通り、優れた一括査定サービスと評価している、良い評判・口コミを挙げていきましょう。
- 30歳男性「なんだか耳障りなCMだな…、と正直いつも思っていたのですが、なんだか記憶に残っていたので、今回ズバブーンで車を査定してみることにしました。最初に感じたのが、サイトがとてもシンプルで、操作性も非常に高いこと。これで愛車が高く売れれば言うことなしと思っていたら、事前にしていた下取り査定より、24万円高く売れて満足しています。」
- 30歳女性「そんなにネットに詳しくない私でもすぐに申込できました。確かに電話は結構かかってくるけど、裏を返せばそれだけ熱心に、私の車を買いたがっているということですし…。ズバブーンで4社をピックアップ、査定比較したら12万円もの価格差が確認でき、うまく一番高い所に売れたので、結果オーライだと思っています。」
- 40歳男性「私が重視している一括査定サービス選びのポイントは、なんといっても提携数の豊富さ。ズバブーンはカーセンサーほどではないものの、200社以上と十分な数と提携していたので、今回利用しました。申込確定後、大体の査定金額の幅を、すぐに確認できるのはイイですね。業者との交渉の参考に使えて、愛車の値段を引き上げるのに役立ちました。」
ズバブーンに対する、良い評判・口コミをリサーチすると、ラジオでの宣伝文句通り高く売ることができた、と評価する声が非常に目立知ました。
また、後ほど実際に利用して検証していきますが、申し込みの完結までが非常に速く、操作性の高さをうかがわせる口コミも、男女問わず寄せられていました。
ズバブーンを使うと嵐の電話ラッシュが迷惑!という悪い評判・口コミ
次に、ズバブーンはとにかくうざい、利用すると後悔する、などといったネガティブメッセージの方も、ここで紹介しておきます。
- 40代女性「ラジオでしきりに、『車が高く売れる』と吹聴していたので、軽い気持ちで使ったら、お掃除中でも買い物中でも電話がひっきりなし!迷惑だからもうやめて!」
- 20代女性「お昼休みに時間が空いたので申し込み、直後から仕事終わりの電話に出られず、マナーモードで放置していたら、夕方までトータルで20回以上の不在着信に顔面蒼白。しかも、業者の中には電話に出るよう、メッセージを何度も残しているところまであり、ちょっと恐怖すら覚えました。」
- 20代男性「営業電話嫌ならズバブーンはヤメレ。しかも、電話だけじゃなく引越しやら自動車保険の勧誘やら、車買取と関係ないメールもバンバン入るwww。ズバブーンマジでうざすぎ!」
一方、悪い評判・口コミのうち、接客マナーが悪かったなどといった、「買取業者へのクレーム」を除くと、ほぼすべてが申し込み後大量にかかってくる、営業電話に対するものでした。
とはいえ、良い口コミの中にあるように、業者にとって魅力のある車であればあるほど、多くの業者から頻繁に営業電話が入るわけですし、これが1社のみとなるとそもそもズバブーンを利用する意味がない。
しかし、「大量の営業電話」に対する苦情の多さは、業界全体の課題として多くの一括査定が、システムを工夫するなど「改善策」をとっているので、ズバブーンの対策は十分なのか、他のサービスと比較して明らかにしていきます。
え?ズバブーンってあのウェブクルーが運営してるの?
ズバブーンを運営しているのは、ピアノ買取や引っ越し、生命保険や自動車保険などなど、様々な商品・サービスの比較サイトを多数リリースしている、(株)ウェブクルーです。
ここでピンときた方はなかなかの情報通、何を隠そうこのズバブーンは、2018年1月時点で、実に累計150万人が利用した、有名車一括査定サービスである「ズバット車買取比較(以下ズバット)」と、同じ会社が運営をしています。
運営会社名 | 株式会社ウェブクルー |
本社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号恵比寿ガーデンプレイスタワー13F |
代表者 | 藤島義琢 |
売上高 | 約213億円(連結・2014年9月期) |
従業員数 | 1,462名(連結・2018年3月現在) |
1999年の設立当初から、数多くの企業とユーザーとの橋渡しを続けてきた同社が持つ、マッチングビジネスのノウハウが詰まった、ズバブーンの利用で「代金が振り込まれない」などといった、大きなトラブルに巻き込まれる心配はまずないと考えています。
とはいえ、「最適な選択肢を究極のタイミングで…」を企業理念としているものの、悪い口コミにあったように、まったく関係ないメールマガジンなどが届くなど、個人情報の取り扱いについて、少々疑問の声が寄せられているのは事実です。
ズバブーンの良さと注意点、実際に利用してズバットを含む他の一括査定と比較してみた!
ズバブーンの良さと注意点、実際に利用してズバットを含む他の一括査定と比較してみた!
前述したように、ズバブーンとズバットは全く同じ企業が運営しており、提携している買取業者数及び、依頼可能数も同じです。
違いは何かといえば、ズバブーンが時に「しつこい」とまで言われる、印象的なラジオCMが主な宣伝媒体であるのに対し、ズバットの方はもっぱらインターネットを、集客ツールにしていることぐらいです。
しかし、実際に利用してみると、ズバットを含め他の一括査定と異なる長所や、気になる点も発見できたので、ここで紹介していきます。
メリットその1 とにかく申込がスムーズで手軽
ズバブーンと、ズバットの各HPを覗いてみて感じた第一印象は、ズバットが関連コンテンツが多めであるのに対し、ズバブーンのHPはシンプルで見やすく、とにかく「車を高く売れる」という、直球な表現に終始しているイメージでした。
確かに、車の買取は不透明な要素が多く、知識や経験をもとにした「高く売るコツ」のようなものは存在します。
ただ、素人がそれを一夜漬けで詰め込んでも、かえって混乱する可能性がありますが、ズバブーンのシンプルさは、「一括査定を使うことこそが高く売る秘訣」ということをしっかりと伝えてます。
申込フォームは、バナーをクリックする必要が無いよう、トップページにドンと鎮座しており、
必須入力項目数も「9項目」と少なめです。
今回は、「日産セレナ・H25年式・走行距離4万㎞以下」を例にして、申込フォームへ入力してみましたが、上記の「メーカー・車種」のところで「日産」をチョイスすれば、スイスイと走行距離の項目まで進めることができたので、後は個人情報のみ。
個人情報も郵便番号の入力だけで、大まかな住所まで自動検出されるので、実際は氏名・番地・メールアドレス・電話番号を入力すればOKです。
確かにこれなら、良い評判にもあったように、WEB操作に不慣れなユーザーでも1分少々あれば、簡単に申込みを完了することができます。
メリットその2 概算ながら愛車の買取相場がすぐにわかる!
個人情報の入力も難なく完了し、「確認画面にGO」をクリックすると、
入力内容の確認の下部に、「査定依頼先選択画面」が登場しました。
悪い口コミの中に、ズバブーンを使うと「営業電話ラッシュが迷惑」というものが、これでもかというほど確認されたものの、この段階で依頼数を減らしておけば、営業電話を少なくすることも可能です。
条件によっては、今回より多く買取業者の名前が挙がってくるでしょうが、3~4社程度に査定依頼すれば、効果的な相見積もりは可能なので、ここで絞り込んでおきましょう。
さて、依頼先を決めたらいよいよ申込確定に進み、カンタンなアンケートに回答すれば、愛車の概算買取相場をすぐに確認することができます。
前後半年にわたる値動き動向を、同時確認できるのはうれしいポイントながら、算出された概算相場には、上下50万円もの格差が出ていますし、大人気を博した4代目セレナのポテンシャルを加味すると、「少々安めの弱気なライン」というのが、当サイトの見解。
買取査定の交渉時に、「参考程度」として頭に入れておくのは問題ないものの、これが最高水準であると考えるのはNGです。
目立つデメリットはさほど感じないが…
提携業者数などのボリューム感や操作性の高さ、概算買取相場を確認できる点は評価できます。
一方、大きなデメリットとみられていた「大量の営業電話」についても、依頼先選択機能をうまく使えば、数を減らせる「はず」でしたが、今回試したところ2分足らずの間にある大手買取業者から、5本もの営業電話が着信。
おそらく、ズバブーンでの申込確定と同時に、電話を自動発信するシステムを大手の場合は構築しているのでしょうが、これではせっかくの依頼先選択機能も意味をなさず、「電話が多い」というクレームも、なかなか減少しないと考えられます。
違いが丸見え!他の一括査定との比較表を作ってみた!
これまで他の一括査定を比較しながら、ズバブーンの強みと弱みを解説しましたが、文字での説明だけでは、伝わりにくいことも多々あります。
そこでここでは、一目で違いが確認できるよう、他の一括査定との比較一覧表を作成してみたので、ぜひご覧ください。
サイト名 | 提携数 | 依頼可能数 | 対応エリア・時間 | 依頼先選択機能 | 入力項目数 | 概算買取相場 |
ズバブーン(ズバット) | 約220社 | 10社 | 全国・24時間 | あり | 9項目 | 確認可 |
カーセンサー | 約1,000社 | 30社 | 全国・24時間 | あり | 15項目 | 確認可 |
かんたん車査定ガイド | 約47社 | 10社 | 全国・24時間 | なし | 9項目 | 確認不可 |
カービュー | 約200社 | 10社 | 全国・24時間 | あり | 9項目 | 確認可 |
グー買取 | 約500社 | 任意 | 全国・24時間 | 不要 | 12項目 | 確認可 |
電話が嫌ならここがイイよってところを大公開!
今回、有名どころの一括査定とズバブーンとの比較表を作成してみましたが、いずれの場合も申込みと利用は全国24時間対応であり、もちろん無料。
提携業者数と、依頼可能数でカーセンサーが抜け出してはいますが、正直30社も依頼をする必要はないので、それほど大きな強みとは言えません。
また、かんたん車査定ガイドのみ、依頼先選択機能が備わっていませんが、効果的な相見積もりができる3~4社を選択した場合、機能があろうがなかろうが、それなりに多くの営業電話はかかってきます。
しかし、前述したとおり一括査定は、複数の買取業者へいっぺんに査定依頼するのが役目ですし、かかってくる電話に出てアポイントを取れば、以降何度もしつこく電話がかかってくることなんてありません。
多くの一括査定に共通する注意点ですが、電話に出られない忙しい時間帯に利用すると、「何度も不在着信が入って怖い」なんて状況になりますので、ある程度時間を割ける休日などに、一括査定は利用すると良いでしょう。
一方、表では紹介していませんが、オークション型の一括査定として、人気が出始めている「ユーカーパック」辺りも、1社からの営業電話だけに限定可能です。
とはいえこの2サイトは、まだサービス開始から年数がそれほど経過しておらず、ガリバーやビッグモーターなど、ネット上で高い買取査定をされたという声も多い、大手買取チェーンと提携していません。
そんな情勢の中注目してほしいのが、グー買取の依頼可能数「任意」と、依頼先選択機能「不要」であり、こちらでは申込後上がってきた業者に、「ユーザー自身」が電話をする方式になっているため、利用自体では営業電話が「一切」かかってきません。
加えてカーセンサーの場合、業者からのアポイントをメールに限定可能であるため、全くゼロとはいきませんが、営業電話をかなり少なくできます。
営業電話がたくさん入るのは嫌だけど、しっかり大手買取業者へ査定依頼し、1円でも高く愛車を売りたい、という欲張りな方にはこの2サイトをおすすめします。
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