軽自動車買取を1円でも高く査定に出す!軽自動車を売るならこれをしろ!

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目指せ軽自動車買取査定10万円UP!軽自動車を売るコツや秘訣を総ざらい

目指せ軽自動車買取査定10万円UP!軽自動車を売るコツや秘訣を総ざらい

普通車より小回りが利く上、購入費用や維持費などが安上がりな軽自動車を、通勤・通学や日頃の買い物など足替わりにしているユーザーは多いはずです。

しかし、軽自動車は普通車のサポート的な存在で車体価格がリーズナブルな分、買取査定額も安いと考えている方も多いようですが答えはNO。

下記一覧表で紹介している大手買取チェーンや、中小業者でしっかり相見積もりを取り、当記事で解説する全車種共通のポイントとメーカー・タイプで異なる買取査定傾向を抑え、営業マンから高い査定額を引き出す交渉術をマスターすれば、買取査定10万円UPも夢ではないのです。

買取業者名 対応エリア 買取台数 販売台数 特徴 関連リンク
ガリバー 全国 非常に多い 多い 以前の転売特化型から直販型へ移行中 ガリバーの評判や口コミは最悪?購入や査定に問題がある?
ビッグモーター 全国 非常に多い 非常に多い 王者ガリバーを捉え買取・販売台数日本一に ビッグモーターの評判と口コミ。しつこいの?諸費用が高い?
カーネクスト 全国 多い 買取専門 0円以上保証で廃車・不動車を買い取る専門業者 カーネクストの電話はしつこい?売り上げが振り込まれないなどトラブルがある?
ラビット 全国 多い 非公表 日本1の中古車オークション会場運営会社、USS直轄の買取専門チェーン ラビット車の評判と口コミ。出張査定でトラブルはある?
オートバックス 全国 多い 少ない 紙面で提示される確定査定額と5日間の価格保証が売り オートバックスの買取店舗の評判。必要書類をもってキャンペーンで買取
オーラッシュ 近畿・東海・関東 少ない 少ない 一般的な買取店では高評価されにくい有入社を高額買取する専門業者 オーラッシュ評判と口コミ。オーラッシュの買取査定は安全?
カーチス 全国 多い 増加中 近年大型展示場による販売実績が好調 カーチスの買取の評判が最悪?トラブルなく査定に出す方法

※買取台数・販売台数:(株)矢野経済研究所「中古車流通総覧」、各社IR情報より相対的に評価

条件の良い人気車種はもちろん、低年式・過走行気味の軽自動車やボロボロだったり、壊れて動かない様な車体を高く売る秘訣や、代表的な車種の査定相場なども網羅していますので、最後まで見逃し厳禁です。

車を売るのにおすすめの時期。車の売却は時期によって相場が変わる

全車種共通その1 軽自動車は中古車市場での主力商品として大人気

1.1 全車種共通その1 軽自動車は中古車市場での主力商品として大人気

最近登場した軽自動車の新モデルは、普通車並みの安全装備が採用されており、エンジンやミッション系の進歩によって高速走行もなんのその、小型普通車より車内空間が広い車種もザラにありますが、人気があり高スペックな軽自動車は新車購入すると200万円以上かかります。

そういった人気軽自動車は、中古車になってからの値下がり率が低く、3~5年落ち程度で修復歴無し年間走行距離8,000㎞程度であれば、どの買取査定業者に出しても高値で売ることができます。

とはいえ、いかに人気車種で好条件の軽自動車であっても、中古車業者は少しでも安く仕入れたいため、車内に残るわずかな臭いやボディカラーの色あせ、AV関連機器の型落ちなど非常に細かく欠点を指摘、査定額を引き下げようとしてきます。

好条件であればあるほど、業者によって査定額のふり幅が大きくなるので、愛車の状態に自信があるという方は単独業者だけへの査定依頼は避け、必ず複数業者に査定を依頼し見積もり額を比較すべきです。

また、好条件で人気があれば軽自動車であっても高く買取されるということは、中古車市場に並んだ時の販売価格も高めになるので、購入側としては少しでも安くゲットしたいところ。

ただ、ある程度車種ごとに決められた値引き幅が与えられている新車と異なり、一点ものである中古車の値引きは難易度が高いですから、以下の関連記事内で解説している交渉術や、「諸費用」と呼ばれる中間コストの節約をぜひ実践してみてください。

中古車値引き交渉術。マル秘中古車を値下げして安く買うにはこれが最適

一方、新車時から数えて3回目の車検期限が終了した、7年落ち以降の軽自動車はグンと査定相場が落ちてしまうものの、古い車ならではの査定傾向とコツを抑えれば、買取額をUPすることも可能です。

普通車に比べ車検時の重量税や毎年の自動車税が安く、燃費性能も良いリーズナブルな価格帯の軽自動車は、通勤・通学専用のセカンドカーとしての利用や、運転に不慣れな初心ドライバーからのニーズが多い優秀な商品であるため、特に地元密着型の小規模業者が好んで買取する傾向にあります。

7年落ち以降の軽自動車を高く売るポイントはズバリ2つ、1つ目は高年式で人気のある軽自動車を揃えたがる、全国展開の大型中古車チェーンだけでなく、街にある小さな中古車店にも査定してもらうこと。

もう1つ、現在販売されている軽自動車のほとんどは、原則交換不要のタイミングチェーンを採用しているため、タイミングベルトが主流だった時代に大きなマイナス材料になっていた、「10年・10万km」の壁なんて軽く超え元気に走行します。

そして、中古車店も販売時には「タイミングチェーンだからまだまだ長く乗れます!」とアピールしますが、いざ査定になると営業マンは「もう10年・10万kmが近いですね」なんて具合に、シレっとマイナスポイントへ仕立ててきます。

ですから、事前に自分の軽自動車がどちらを採用しているのか確認し、チェーンだったにもかかわらずそんなことを言ってきたときは、「ああ、でもチェーンだから問題ないのでは?」と軽くいなしてやれば、その後の査定額UP交渉を有利に進めることができるので試してみてください。

全車種共通その2 買取台数の多さ=買取査定額の高さではない

現在、中古車業界の2大巨頭であるガリバー・ビッグモーターは、調査基準や期間が異なるため起こる現象ながら、いずれも「買取台数日本一だから高く買い取れる!」と、TVやラジオCMでアピールしています。

確かに、高い査定額を提示することでユーザーからの支持を集め、大量に仕入れた中古車を転売・直販することで利益を増やし、それを査定額に反映させてさらに多くの商品を仕入れる、という中古車業者の成長サイクルは存在します。

しかし、両者のような超巨大チェーンの場合、店舗総数が数百に及び在籍する従業員数が半端ではなく、販売在庫も数万台規模になるため店舗維持・管理費や人件費、在庫車の商品化や品質維持コストが膨大な額に達します。

ガリバーとビッグモーターは爆発的な「成長期」をすでに終え、築き上げた全国ネットワークと抜群の知名度を武器に、つぎ込んだ店舗新設コストなどを回収する「成熟期」に差し掛かっている、と当サイトは考えています。

そうはいっても、両社が持つ資金力は中古車業界の中で飛び抜けていますし、利益を生み出す直接販売能力も優れていますから、愛車を売る候補として外すのは得策と言えません。

肝心なのは、買取台数と査定額が比例しない事実を知っておくことで、今まさに成長期にある中堅どころや新進気鋭の買取業者、店舗所在地や抱える顧客のニーズによっては、大手チェーンをしのぐ高額査定を提示してくることもある地域密着型の買取店などへ、まんべんなく査定依頼しましょう。

全車種共通その3 ボロボロで古い軽自動車でも買取査定「0円」はあり得ない!

1.3 全車種共通その3 ボロボロで古い軽自動車でも買取査定「0円」はあり得ない!

まず多くの方が抱いている誤解を解いておくと、一般ユーザーが考える「ボロボロの車」とプロの目から見た「ボロボロの車」では、少々認識に違いがあります。

単に見た目が悪いだけ&ダメージが大きくとも高年式・低走行である場合

1.3.1 単に見た目が悪いだけ&ダメージが大きくとも高年式・低走行である場合

一般ユーザーが考えているボロボロとは

  • ボディーの傷・ヘコミ
  • カラーリングの色あせ・くすみ
  • 車内のシートや天井にシミ・ほつれ・破れ

などが複数存在する、単に「見た目が悪い車」のケースが多い。

そして、一般ユーザーは見た目が悪い軽自動車を買取査定に出す際、必要以上に大きなマイナスになるだろうと決めつけてしまいがちですが、数多くの中古車を査定するプロの買取業者は、「ある程度の使用感は当たり前」としか考えていないのです。

軽いヘコミや室内の痛みなら、そのまま売り物にすることもありますし、カラーリングの色あせやくすみの原因となる小傷がクリア面でとどまっている程度なら、プロの手でコンパウンド研磨すれば、さほどコストをかけずに綺麗に修復できます。

また、傷やヘコミの程度が大きくともエンジンや足回りに問題がなく、「修復歴アリ」と明記しなくてはならないフレームの損傷がないケースでは、板金・塗装を施すことで問題なく商品化できるため、いずれの場合も買取業者はキッチリ利益を出すことができます。

しかし、プロの買取業者はこの誤解を巧みに突き、可能な限り安く買い叩こうとしてきますので、年式なりの使用感でしかない場合や、大きめのキズ・へこみがあっても高年式・低走行であるときは、自信を持って査定に臨み買取額が安すぎると思ったら、他社への査定依頼を検討すべきです。

フレームの損傷がある場合

1.3.2 フレームの損傷がある場合

一方、プロが考える「ボロボロ」とは、事故によってフレームまで損傷が及んでいる車のことを指し、ガリバーやビッグモーターなどの大手は自社の在庫車を「修復歴ナシ」に限定しているため、買取不可であるケースも増えてきます。

しかし世の中には、USSなどの業者間オークションで多数出品されている、「修復歴」を明記しなければならない軽自動車を「数千円」で落札、仕事の合間にコツコツとフレーム修復や板金・塗装を施して、店の一角に20~30万円のプライスボードを付けて販売する車屋さんもたくさん存在します。

「それで採算が合うの?」と思うでしょうが、フレーム修復にしろ板金・塗装にしろ、ほぼコストをかけずそれこそ時間と手間さえかければ売り物にできるため、実はすごく儲かるのです。

そして、業者間オークションで仕入れた場合、落札手数料と陸送費が数万円ずつかかるのですが、一般ユーザーからの仕入れなら必要ないため、ダメージ箇所を修復さえすれば売り物になると判断されたケースでは、一定の価格で買い取ってくれることも。

とはいえ、やはり大手や中堅の中古車チェーンは厳しいので、街の修理工場や個人経営の車屋さんが狙い目であり、こういった小規模業者は顧客から「なんでもいいから安い車ない?」と頻繁に要請されるため、車検が長く残っている場合は思いがけない金額で売れることがあります。

スクラップ状態である場合

1.3.3 スクラップ状態である場合

一方、大きな事故の遭遇しヘッドライトやガラスが割れていたり、ボディーの損傷がヘコミではなく穴が開いているような激しいダメージであると、部品交換に大きなコストがかかってしまうため、販売価格を安くする必要がある古い軽自動車の場合、どこに持ち込んでも買取不可になる可能性大です。

しかし、そんな軽自動車でもまだ使えるパーツ取りや、鉄資源としての価値が残されており、2005年1月の自動車リサイクル法施行より後に一度でも車検を受けているなら、フロン回収や鉄以外のごみを処分するリサイクル料を預託済ですので、全くお金にならないことなんてありません。

とはいえ、軽自動車は自動車税還付の対象外ですし、各パーツの値段が安めで再利用できる鉄の量も普通車より少ないため、「廃車王」などの廃車専門業者に駆け込んだとしても、1万~1,5万円になれば御の字です。

また、今流行りのリース車は自分の車ではないので売れませんし、ローンを組んだ時に所有権留保されているケースでは残債を完済・所有権留保の解除をしないと名義変更できないため、この場合も車の状態に関わらず買取不可になるので注意しましょう。

廃車王の評判は2chでもいい?買取や持ち込みの際に必要な書類は?

全車種共通その4 軽自動車を下取りに出すと絶対に損をする!

1.4 全車種共通その4 軽自動車を下取りに出すと絶対に損をする!

買取業者へ軽自動車を高く売るには、多少の知識と交渉テクニックが必要ですし、手放すタイミングや査定依頼した買取店の在庫状況など「運」の要素も絡みますが、軽自動車を買取ではなくディーラー下取りに出すと「100%」損をします。

ディーラー下取りのメリットは、

  1. 購入・売却の手続きが一度で完了する
  2. 営業マンとの関係性が深まる
  3. 大きな値引きをゲットできる
  4. ローンの金利支払い相当額を節約できる

などを上げることができますが、1はともかく2・3・4についてはツッコミどころ満載なので、以下でキッチリ本当のところを暴露いたしましょう。

下取りがあろうがなかろうが営業マンは新車が売れれば問題ない

ディーラーの営業マンにとって下取りは、新車販売を促進するためのサービスにすぎず、仮に下取りに失敗しても新車さえ売れれば「実績」としてカウントされます。

もちろん、下取りがあれば値引きと絡めることにより、セールストークに幅を持たせることができるため、「売りやすくなる」と感じる営業マンはいますが、下取りの有無で接客態度や購入後のアフターフォローに、差が生じることなんてありえません。

また、ユーザー側からすれば購入・売却手続きをすべておまかせできるため楽チンですが、ディーラーの営業マン的には「余計な仕事が増える」という一面もあり、古いタイプの販売店の場合は「下取り査定手数料」なんて買取査定では絶対にありえない、意味不明な費用を請求してくることもあります。

実際の値引き額が不透明になる

ディーラーの下取り査定額は、購入する新車の値引き額と合算した形でユーザーに提示されるため、どこまでが下取り査定額でどこからが値引きなのか、あやふやになってしまいます。

例えば、15万円が値引き限界に設定されている新車を購入すべく、ディーラーへ下取り車を持ち込んで価格交渉した際、営業マンから「下取り査定と併せて50万円値引きします!」と切り出されても、ぬか喜びしてはいけません。

なぜなら、値引き金額は設定されている限度額の範囲内なら、営業マンの判断1つで自由に上下できるため、下取り査定額を隠れ蓑に値引き額を下げてくる可能性があり、仮に下取り査定額が50万円だった場合、実質値引きは「0円」です。

わかりやすくするため少々極端な事例をあげましたが、新車購入時限界まで値下げをゲットしたいなら、買取店で高く軽自動車を売却したのち、腰を据えて値引き交渉に臨んだ方が結果的に得をします。

また、ひと手間増えることになりますが、買取査定に出して現金を得てそれを頭金にすれば、ローンの金利支払い額を節約できますし、車両価格の減額しか用途を選べない下取りと違い、買取で得た利益は社外パーツの購入や維持費用としてはもちろん、遊興費や生活費に回すことも可能です。

ディーラー下取り査定額が安めの軽自動車

1.4.3 ディーラー下取り査定額が安めの軽自動車

ディーラーの下取り査定額は、「レッドブック」という専門誌に記載されている、中古車下取り参考価格の最低額をベースに算出されるのが基本です。

中古車市場での需要に左右されることがなく、マニュアル通りに査定額が決まってしまうため、本来高額買取対象であるはずの人気車種や、高年式・低走行な中古軽自動車であっても、中古車市場の取引相場よりかなり安く査定されてしまいます。

低年式・過走行の軽自動車に至っては、下取り査定0円ならまだしも1万~2万円程度の「廃車手数料」を請求されることもあるので、絶対に下取りに出してはいけません。

また、高額なアルミホイール・エアロ・ナビなどの社外パーツが付いていると、買取では査定UP材料になることもありますが、下取りの場合はUPどころかマイナスポイントになることも多々あります。

全車種共通その5 中古車一括査定サービスの利用は必須!

これまでの解説中にヒントをちりばめていますが、車種・年式・車両コンディションに関わらず、軽自動車を1円でも高く売るためには、大手・中堅・小規模の買取業者へまんべんなく、複数査定依頼をし見積もり額を比較対照する必要があります。

また、「中古車買取ります!」などといった看板を掲げていても、下取り同様レッドブックを基準にした査定を実施する、あまり買取に力を入れていない業者もたくさんあり、どの業者が高い買取査定額を出してくるかなんて、一般ユーザーに判別することなんてまず不可能です。

とはいえ、一軒一軒業者を巡り査定を受けて見積もりを取っていくのは非常に面倒、そんな時おすすめなのが「かんたん車査定ガイド」や「カーセンサー」などといった、中古車の一括査定サービスです。

一括査定サービスを使えば、パソコンやスマホを数分操作するだけで、複数業者へ一気に査定依頼できますし、「中古車をたくさん集めたい!」と意気込んでいる買取に積極的な業者しか、基本的に参加していません。

最終的には、後述する手順に沿って価格交渉する必要があるものの、軽自動車を高く売る第一段階となる、「業者の取捨択一」には非常に便利なツールなので、必ず活用するようにしましょう。

車の一括査定の評判と注意点。デメリットや危険性にはどんなものがある?

メーカーで違う?!軽自動車を高く売るため知っておくべきこと

2 メーカーで違う?!軽自動車を高く売るため知っておくべきこと

さて、全車種に共通する軽自動車の査定ポイントを整理しましたが、それだけではまだ軽自動車の買取額を10万円UPすることはできません。

軽自動車は普通車以上に、メーカー・タイプによって買取相場・傾向が異なるため、まずは自分の車が現在どの程度で取引されているかを知ったうえで、車種ごとに対策を立てる必要があります。

そこでここからは、各メーカーの代表車種をピックアップ、3年落ち・5年落ち・7年落ち以降の買取査定相場を提示するとともに、高く売るコツとなる「傾向と対策」について詳しく解説します。

なお、それぞれスタンダードグレードでかつ年間走行距離が1万km以下、修復歴がない場合の概算買取相場とします。

ダイハツの車種別買取査定相場と高く売るコツ

2.1 ダイハツの車種別買取査定相場と高く売るコツ

2006年度に軽自動車販売台数で1位となってから、2017年までトップを維持していたダイハツは、軽自動車市場の多様化に対応し、トコット・キャスト・ムーヴキャンバス・ハイゼットキャディーなどを投入。

ダントツの一番人気はハイトールであるタントですが、女性やシルバー層でも扱いやすいミラ系のニーズも多く、状態が良ければ高額買取対象となってきます。

【代表車の買取相場表】

車種名 3年落ち 5年落ち 7年落ち以降
ミライース 48~56万円 23~40万円 16~21万円
タント 82~105万円 61~73万円 35~45万円
ムーブ 66~78万円 36~49万円 22~33万円
ウェイク 88~110万円 72~83万円
コペン 120~155万円 100~115万円 55~80万円
アトレーワゴン 88~110万円 57~71万円 25~44万円

【車種別高価買取のコツ】

  • ミライース・・・新車価格設定がリーズナブルな割に、優れた燃費性能が幸いして案外値崩れが少ないのが持ち味。ただし、走行距離が年式の割に長い場合はガクンと相場がダウンするため、乗り潰すことも検討すべき。
  • タント・・・ダイハツの主力車種らしく、7年落ち以降でも高いリセールバリューをキープ。特にカスタムは高価買取対象になるが、無印とともに車内に汚れやにおいがあると大きなマイナスポイントになるため、こまめな車内清掃がおすすめ。
  • ムーブ・・・ライバル・ワゴンRにマイルドHVが採用されたため、近年査定相場が下落傾向にある。2010年まで販売されていた先代モデルと合わせ、非常に中古車市場での出物が多いため、他のダイハツ車より念入りな相見積もりが不可欠。
  • ウェイク・・・販売開始からまだ5年経過していないため玉数が極端に少なく、基本的に高額査定されると考えて間違いない。大手チェーンが目玉商品として欲しがる傾向にあるため、ガリバーやビッグモーターには必ず査定依頼すべき。
  • コペン・・・2014年に復活した現行2代目モデルは、少々走行距離が長くとも高額買取される。ただし趣向性が強い車種なので、ボディーを保護するコーティングやこまめな洗車は必須。
  • アトレーワゴン・・・たくさんの荷物を積み込めるだけでなく、乗降性が向上しデザインも洗練されたため、貨物車扱いながら乗用ワゴンとして利用するユーザーも。荒っぽい扱いさえしていなければ、案外簡単に高額査定をゲットできる。

車買取の査定相場を匿名で知る方法。一番簡単に知れる業者やサイト

なお、トヨタが販売している軽自動車「ピクシス・シリーズ」は、以下の通りいずれもダイハツからのOEM提供で販売されています。

  • ピクシスジョイ・・・キャスト
  • ピクシスメガ・・・ウェイク
  • ピクシスエポック・・・ミライース

通常、OEM車は現社のように活発な宣伝が行われないために知名度が低く、中古車市場での買取査定相場が低めである傾向にありますが、トヨタだけはそのブランド力の強さから、ダイハツ車とそう変わらない価格で取引されています。

スズキの車種別買取相場と高く売るコツ

2.2 スズキの車種別買取相場と高く売るコツ

ダイハツと軽2強の一角を担うスズキは、2020年には創立100周年を迎える、国内自動車メーカーきっての老舗です。

コンパクトでリーズナブルなアルトシリーズから、本格派軽オフロードであるジムニー、そして軽トールという新ジャンルを確立したワゴンRを生み出すなど、社是である「人と同じことはやらない」を現在まで貫き、常にユーザーの心をとらえる軽自動車を開発・販売することで、強い支持を得ています。

【代表車の買取相場表】

車種名 3年落ち 5年落ち 7年落ち以降
アルト 36~55万円 23~32万円 7~17万円
アルトラパン 65~92万円 49~77万円 9~23万円
ワゴンR 60~88万円 45~66万円 8~20万円
スペーシア 91~101万円 64~76万円
ハスラー 78~115万円
ジムニー 70~130万円 60~78万円 23~50万円
エブリイワゴン 83~114万円 59~73万円 17~42万円

【車種別高価買取のコツ】

  • アルト・・・2014年12月に登場した8代目現行モデルは、ライバルミライースを上回る市販車トップの37.0km/Lという燃費性能と、安全装備であるABS・ESPが標準装備となったことが評価され、現在中古車市場でも高いリセールバリューを維持。一方、5年落ち以降の先代モデルは値崩れが激しい傾向にあるが、中古購入して乗り潰すのであればコスパ的に超おすすめ。
  • アルトラパン・・・実にオーナーの8割以上が女性となっているラパンは、キュートな見た目が最大の売り。特に現行(2015~)先代(2008~2015)モデルは、初代より一層ファニーなイメージが高められているため、外装・内装を常に清潔に保つことが高額査定の秘訣。一方、初代モデルはガクンと買取相場が落ちるものの、同時代の軽自動車にはないレトロチックな雰囲気を好むファンが多く存在するため、個人間オークションにチャレンジするのもアリ。
  • ワゴンR・・・軽自動車初のマイルドHVが採用され、2017年に登場した現行モデルの買取相場は今後も高値での安定が予想される。しかし、先代・先々代はタント・N-BOXとの差別化がなされておらず、イマイチ中古車市場での動きが鈍いため、高額査定を引き出すには一括査定を利用しての粘り強い価格交渉が必須。
  • スペーシア・・・2018年度の新車販売台数で、競合するタントを抜き2位になったスペーシアは、現行の2代目・初代どちらも中古車市場における売れ筋商品。特に、軽とは思えない広い車内空間はそのままに、勇ましくキリッとした見た目やインテリアへの多彩な加飾が施されている、「カスタム・カスタムZ 」の買取相場は同条件のノーマルより、8~10万円ほど高い傾向にある。
  • ハスラー・・・トールワゴンとSUVの持ち味を高次元で融合させた、全く新しいジャンルの軽自動車ハスラーは、2014年の販売初年度10万台以上を売り上げる大ヒットを記録。5年経過した現在徐々に中古出物が増加しているうえ、ぼちぼちマイナーチェンジがなされることも予想されるため、高値で売り抜くなら今がチャンス。反対に手ごろな価格で購入したいなら、あと2~3年待った方が◎。
  • ジムニー・・・実に20年もの期間を経てフルモデルチェンジ、2018年7月に販売がスタートした現行4代目ジムニーは、現在1年近くの納車待ちが発生するほどの人気ぶりであるため、今後の高額査定相場は推して知るべし。3代目モデルも高年式・低走行の車体は、他の車種より高値で査定されるものの、10年・10万kmに差し掛かると相場が下落。根強いファンが存在する2代目モデルより安く査定されたり、買取不可になることもザラなので、限界まで乗り続けるのもアリ。
  • エブリイワゴン・・・エブリイワゴンのような商用向きの軽ワゴン車は、キズやへこみがあり走行距離が長い中古出物が多いため、状態が良い車体であれば少々年式が経過していても、高値で取引される傾向にある。また、軽トラや軽ワゴンなどを専門的に扱う中古車店も多いため、そういった業者を狙い撃ちするのもおすすめ。

ホンダの車種別買取相場と高く売るコツ

2.3 ホンダの車種別買取相場と高く売るコツ

80年代から90年代に巻き起こっていた、スポーツカー全盛期を知る筆者にとって「走りを追求する自動車メーカー」がそのイメージでしたが、今や軽自動車のみならず全車種通じてNO,1の売上を誇るN-BOX擁する、国内きっての軽自動車メーカーに変貌しつつあるホンダ。

長男・N-BOXの後を追って登場した派生車種や、ホンダにとってビートの販売終了以来、約20年ぶりの2シーターオープンスポーツ・S660などは大ヒット、軒並み高いリセールバリューを維持していくでしょうが、その陰でひっそりと販売終了した他の軽自動車は、少々苦戦を強いられると予想されます。

【代表車の買取相場表】

車種名 3年落ち 5年落ち 7年落ち以降
N-BOX 80~94万円 62~74万円
N-ONE 60~88万円 45~65万円
N-VAN ~万円(※)
アクティトラック 55~67万円 42~51万円 28~38万円
S660 110~123万円
ライフ 46~55万円 10~15万円
バモス 77~85万円 50~58万円 29~35万円

※N-VAN及びS660はともに3年・5年経過時の予測買取査定相場

【車種別高価買取のコツ】

  • N-BOX・・・初登場から約7年経過した初代N-BOX及び、派生モデルとして翌年販売開始されたN-BOX+の前期モデルについては、今まさに中古車市場へドンドン流れ込んでいる最中であるため、乗り換えを検討しているならスビードも必要。ただ、初代後期モデルとルーフを約10cm低くすることで、2ドアクーペのような面持ちとなった「N‐BOX/」に関しては、まだそれほど大きな値崩れが起こっていないため、じっくり高値で売れる業者を探すべき。
  • N-ONE・・・2012年11月登場したNシリーズ第3弾、居住性ではN‐BOXに劣るものの走行性が重視され、道が狭く信号の多い街中でキビキビと走り回れるのが持ち味なので、郊外より市街地にある買取店を狙うのがコツ。ちなみに、もう1つの派生車N-WGNは前述した2車種より燃費が良いため、どちらかと言うと郊外向き。
  • N-VAN・・・「ホンダセンシング」が全車標準装備されるほか、上位グレードには「ピンクパール」や「ブルーメタリック」などが用意されたため、商用だけではなくサーフィンやサイクリングといったアウトドアスポーツを楽しむユーザーへの販売も好調。5~6年は間違いなく高値で買取されるでしょうが大きな荷物を積み下ろす際、内・外装を傷つけないようにだけ注意。
  • アクティトラック・・・現在まで40年以上販売され続けているホンダの軽トラックであり、前述したN-VANが登場するまでは、バンタイプの兄弟車が存在。小回りが良く軽トラとしては広い足元が運転しやすく、郊外を中心に広く普及・活用されている。軽トラックは総じて古くても案外高値で買取されるが、荷台に錆などのダメージが多いとマイナス査定されるため、塗装が剥げたら適時修復したり、カバーをかけて養生すると手放す際有利になる。
  • S660・・・2015年の販売開始から数年間は、新車購入できなかったユーザーによる中古購入ニーズが異常に大きかったため、新車価格を上回る値で取引されていたS660ですが、累計販売台数が3万台を突破した現在では高値ながら安定。購入ユーザーが絞られる趣向性の強い車種なので、スポーツ専門店やホンダのディーラー系中古車店を軸に、複数店で買取査定を実施すべき。
  • ライフ&バモス・・・現在は販売が終了した、かつてのホンダ軽における2大看板車種であり、高年式・低走行で修復歴のない車体であれば、今でも売れ筋商品として高額査定も十分狙える。ただし、低年式・過走行になってくると途端に相場が下がるため相見積もり必須で、大手や都市部で大型展示場を有する中古車店より、郊外に店を構える中小業者の方が好んで仕入れる。

日産の車種別買取相場と高く売るコツ

2.4 日産の車種別買取相場と高く売るコツ

ノートやセレナなどの販売成績が好調な中、トップを張っていたカルロス・ゴーン氏が逮捕されるという、ショッキングすぎる事態で水を差されてしまった日産。

もちろん、トップが逮捕されたからと言って車の性能が変化するわけではないのですが、風評によって売れ行きが左右する中古車業界は案外敏感に反応しますので、買取相場に目を離さず最適なタイミングで、日産の軽自動車は売るよう心がけましょう。

【代表車の買取相場表】

車種名 3年落ち 5年落ち 7年落ち以降
デイズ 60~66万円 53~60万円
デイズルークス 75~100万円 61~83万円
NV100クリッパー 65~73万円 38~52万円 29~39万円
モコ 65~80万円 42~49万円 22~33万円

【車種別高価買取のコツ】

  • デイズ・・・執筆時点で、すべての中古車が7年以内となるデイズを高く売るには、売却タイミングを調整するのがコツ。今年4月フルモデルチェンジされた新型モデルが登場したばかりで、現在乗り換え需要の最盛期を迎えており、慌てて査定に出すと足元を見られる可能性大。10月予定されている消費税増税以降は落ち着いてくると考えられるため、タイミングを年末・もしくは翌年早春に併せることで、査定額UP交渉がしやすくなるためおすすめ。
  • デイズルークス・・・デイズの車高を約15cm高くし、24インチ自転車を搭載可能なスーパーハイトワゴンとして登場したデイズルークスは、現在まだフルモデルチェンジがなされていない。ただし、初代デイズのわずか半年期に販売がスタートしていることから、今秋には新型登場もあり得るため、値崩れをする前に売却しておくのも◎。
  • NVクリッパー・・・現行の3代目及び、2013年から2年間だけ販売されていたモデルに関しては、スズキ・エブリイのOEM車であるためほぼ同程度の買取相場で推移。一方、初代モデルは三菱からのOEM提供で販売されていたため、相場的に安い傾向にある。
  • モコ・・・スズキ・MRワゴンのOEM車であり、愛らしいデザインが女性に受け入れられスマッシュヒット。すでに販売終了から12年以上経過している初代モデルであっても、タイミングチェーンが採用されたため、数万円レベルであれば買取される可能アリ。

三菱の車種別買取相場と高く売るコツ

2.5 三菱の車種別買取相場と高く売るコツ

燃費データの改ざん問題で信頼が地に落ち、新車販売実績がガタガタになってしまった三菱は、現在筆頭株主になっている日産とルノーの力を借りながら、信頼回復に向けて邁進している真っ最中です。

今後どんな魅力的な新型モデルを輩出してくれるのか、ランエボやパジェロの世界的ラリーにおける活躍に胸躍らせていた筆者は期待しているものの、中古車市場での三菱車に対する評価はお世辞にも良いと言えないのが現状です。

車種名 3年落ち 5年落ち 7年落ち以降
ekワゴン 59~63万円 50~58万円 18~21万円
ekスペース 70~87万円 59~77万円
i-MiEV(アイミーブ) 53~62万円 20~27万円
パジェロミニ 44~50万円 29~33万円

【車種別高価買取のコツ】

  • ekワゴン・・・三菱が単体で開発・販売した初代及び2代目については、よほど走行距離が少ない車体でもない限り高額査定されることはなく、数万円ゲットするのが関の山なのでいっそのこと乗り潰してしまった方が◎。一方、日産との合弁会社「NMKV」によって生み出された3代目は、それまでの軽自動車より上質なエクステリアとインテリアで人気を博し、現在でも比較的高値で流通している。特にカスタムは高値傾向にあるが、それでも三菱製というレッテルは存在するため、足元を見られて買い叩かれないよう注意が必要。
  • ekスペース・・・詳細は前述のデイズルークスと同じ、ただこちらも三菱という名前がネックになり、若干査定額が安めに出されてしまうことがある。反対にデイズルークスより安く中古購入可能なため、予算が合わない時はこちらをチョイスするのもアリ。
  • i-MiEV(アイミーブ)・・・唯一無二の軽EV車だったi-MiEVは、2018年4月に歩行者保護を理由として仕様変更が施された結果、日産・リーフと同じ普通車扱いに。当然軽自動車として維持費を節約できる、仕様変更以前の中古車に人気が集まり、現在三菱車としては珍しく、中古車買取相場が若干上昇傾向も示している。また、同車は5年目以降の車検入庫時に保証延長点検受けることで、最長10年10万kmへ保証が延長されるため、実施している場合は査定士にアピールすべき。
  • パジェロミニ・・・1994年に初登場すると、大先輩ジムニーと肩を並べる人気軽SUVとなったパジェロミニだが、2000年代に入ったころから人気に陰りが見え始め2製造終了。とはいえそれもあくまで新車人気、パジェロ譲りの強靭なボディーと足回りによって、10年10万kmを超えてもビクともせず、ジムニーとともに軽としては海外ニーズも高いため、古くてもあきらめは禁物。

軽自動車を高く買取査定「させる」価格交渉術

3 軽自動車を高く買取査定「させる」価格交渉術

ステップ1 まずは一括査定に申し込もう!

多くの一般ユーザが誤解しているのですが、中古車の一括査定は複数の買取業者へ一度のネット入力で査定依頼できる、単純な便利ツールではありません。

以前業界に所属し数多くの中古車を査定・買取してきた経験から言うと、プロの査定士は相手が一括査定を介さない単独依頼のお客様である場合、自店舗の基準とその時の在庫状況で最大に出せる査定額から、15~20%程度割り引いた価格を、ファースト見積り額として提示します。

例えば、100万円で本来は買取可能な中古車であれば「80~85万円」程度、50万円なら「45~47,5万円」程度を範囲内で、余剰分を最後の一押しとして残したまま価格交渉に臨むのです。

一方、一括査定を経由された時点で大手を含む数社の競合が確定するため、余剰分を大きくして見積り額を安くすると、売却候補から外されてしまう可能性があるため、最大買取可能額からの割引程度を、5~10%へ下げざるを得ないのです。

つまり、一括査定を使うこと自体が軽自動車を業者に高く買取査定「させる」、有効かつ簡単な交渉術の第一歩となるのです。

ステップ2 電話ラッシュに慌てず候補を4~5社に絞り込む

現在、一括査定を提供している企業も、営業電話ラッシュを防ぐため依頼数を絞り込めるシステムを用意するなど対策を練っていますが、電話がたくさんかかってくるということは、愛車を買い取りたいと望む業者が多い証なので本来は歓迎すべきこと。

依頼数が少なすぎると最大買取額をうまく引き出せませんし、サイト内で依頼しても必ず電話をかけてくるとは限りませんから、とにかく高く軽自動車を売ることが望みなら、出てきた業者はすべてを選択したほうが◎。

また、基本的に電話ラッシュをしてくるのは、人員的の余裕がある大手中堅ばかりなので、最初の電話に出て実査定日さえ決めれば、当日まで電話がかかってくることなんてありません。(たまに同チェーンの他店舗からかかってきますが、「○○店に頼んだ」と言えばOK。)

軽自動車を一円でも高く売ることが望みなら、できれば4~5社に依頼すべきで、1つの一括査定サービスで足りない場合は、複数サイトをはしごしてでも確保すべきと考えています。

ステップ3 実車査定時の常套セリフはすべて無視してOK!

さて、4~5社依頼できたら日取りを決めて実車査定を受けることになりますが、基本は相手陣地である店舗ではなく、文字通りホームである自宅化勤め先への出張査定を選択したほうが、何かとその後の価格交渉がスムーズになります。

査定士は、車の状態が良いか悪いか判断できない場合、「悪い」と決めて査定額を算出するため、細かい箇所が見えにくくなる夕方や夜間は避け、できれば昼間の時間帯に設定したほうが、正確で高い査定を引き出すことが可能です。

所要時間は平均30分程度、実車の細かいチェックが済むといよいよ査定士は、愛車の見積り額を提示してきますが、この時出される最初の見積もり金額は完全無視、「そうですか検討します!お疲れ様でした。」とでも言って、丁重にご帰還いただきましょう。

もちろん査定士も、「この査定額は本日限定の特別価格です!」とか、「今決めていただけるなら〇万円上乗せします!」などといった具合に、何とか即決しようといろいろ言ってきます。

しかし、何か月も先ならいざ知らず、そもそも中古車に「本日」や「今」のように、短期間で左右する査定基準なんて存在しませんから、このあたりの常套セリフも無視して構いません。

ステップ4 果報は寝て待て!自分からの連絡はNG

実車査定をすべての依頼先から受けた後は、ついに価格交渉の段階に突入するわけですが、自分からアプローチするのは控え、2~3日放置するようにしましょう。

実は、これも一括査定を利用する大きなメリットですが、買取業者はどの一括査定にどのライバル店が参加しているかや、そのライバル店が依頼された軽自動車をどの程度の価格で買取できる力を持っているか、プロですから当然熟知しています。

そして、ユーザーが何もアクションしなくても、自社の在庫状況とライバル店の買取予想額を比較しながら、勝手にプロ同士で価格競争を開始。

買取可能と考えた業者は実車査定後、数日中に向こうから電話をかけてきますし、自信のない業者は早々に手を引きます。

5社に査定してもらったのであれば、おおむね2~3社に自然淘汰されるため、ユーザーはこの選抜された買取業者を相手に、最終的な価格交渉をすれば良いという訳です。

ステップ5 価格交渉のコツは度胸と粘り!主導権はアナタにある

買取業者の自然淘汰が済んで初めて、買取業者との最終価格交渉へ望むことになるわけですが、車を売るということについてなぜか引け目を感じ、強気に出れないユーザーがとても多い。

おそらく、業者が商品を受け取りユーザーがお金を得るという、通常の買い物とは真逆方向にお金が行き来するため起こる現象だと思いますが、どんな事情で愛車を手放そうともれっきとした「お客様」である事実を忘れず、価格交渉に臨むことが大切です。

ステップ4までしっかりこなしふるいにかけた買取業者は、ライバル店を出し抜いてあなたの愛車を仕入れる気満々なので、

「A店はそちらより〇万円高い見積もり出してきたからなあ」

「う~ん…、〇万円まで行けば打ってもいいかも」

「そんな額じゃ無理!よそに当たってみます」

なんて具合に一度の交渉で決めることなく、のらりくらりとかわしつつ時には強気に出て、3~4回価格交渉を繰り返すことで、愛車の買取額は限界値に近づいていきます。

100円の大根を値切るわけではなく、軽自動車の買取と言えど数十万円に達する大きな取引ですので、「しつこくすると恥ずかしい」なんて思わず度胸を据え、何度も粘り強く価格交渉すれば、査定額10万円UPも夢ではありません。

まとめ!軽自動車を1円でも買取査定してもらいたいなら「一括査定+α」もアリ

最後にもう一度ダメ押ししておきますが、軽自動車に限らず中古車を高く売りたいのであれば、一括査定サービスを利用しない、という「暴挙」はやめておきましょう。

ただ、一括査定だけでは大手チェーンしかピックアップされないケースもあり、軽自動車の場合は中小業者の方が高い査定を出してくることも。

そのため、大手の査定額に納得がいかなかったときは、一括査定に参加していないような小規模業者を地道にめぐり、複数店へ査定依頼すべきだと当サイトでは考えています。

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